会社での研究

今日授業で某企業の人から、会社での研究というのがどういうものかを講義していただいた。その話の中で印象に残ったことを箇条書き形式で備忘録的に書き留めておこうかと思う。

・超優良企業でも純利益は6%程度
→これはまったく知らなかった。講師の方が何%くらいでしょうか?って聞いてきたとき俺は30〜40%くらいかなと思った。ここからさらに法人税が引かれるというのだから残るのはごくわずかしかない。価格競争の激しさを思い知った。

・人を一人雇うと、会社側からすると年間コストが大体1400万円増える
→へー、ほんとかなーって感じ。

・新規事業を開拓する時は勘に頼る
→やっぱりそんなものなのかと思った。今まで世の中にないものを創るわけだから、市場はない。だから市場調査をする意味はないとのこと。講師の方は、経営者会議とかで新規事業に対する自分の考えをプレゼンする際に、いかに美化して伝えるかが大事と言っていた。そして実際にプレゼンする時間は限られてるから、事前の根回しが必要。


放射性物質の除去が出来るような研究もしてたという話がちょろっと出たんだけど、これは経済性から認められなかったらしい。個人的にこの技術に興味があったから授業後に直接お話を伺いに行ったら、後日資料を送ってくれるらしい。名前だけ教えてくれと言われたからほんとに名前だけ教えたのだが、メールアドレスくらい教えておけば良かった。

あと、わざわざエレクトロニクスに頼るよりも、物理的な機構を用いたほうが良い場合もたくさんあるということを話されていた。最近はなんでも電子化する流れだから、この事は忘れてはいけないなという印象だった。

ほんと箇条書き。