いつも最後は決まってる

今日友達とカラオケに行ってきた。曲名を忘れてしまったのだが、友達が歌った曲の中で印象に残ったフレーズがある。(このフレーズもはっきりは覚えてないが笑)


    どうせ別れるなら、それまで思い切り愛してれば良い


このフレーズで恋愛観や人生観についてちょっと思うことがあった。

1.恋愛観
世界中ではたくさんの男と女が出会いと別れを繰り返し、一喜一憂してるわけだが、例えどんな素敵な異性に出会えたとしても必ず別れはやってくる。人間はいつか死ぬからだ。

俺はまた新しい女性と出会い、お付き合いすることが出来るようになったとしても、また失恋してしまうことを思うと怖くて動けない時期があった。しかし、先ほど言ったようにどんな出会いでも遅かれ早かれ別れというのは訪れるものだから、究極的には別れを恐れていては一生素敵な異性には出会うことは出来ない。ほとんどの人は意識してないだろうけど、別れの恐怖は受け入れるしかないんだね。

2.人生観
自分で言うのもあれだが、俺は家庭には恵まれていた。これまで両親の愛情のおかげで何不自由なく生きてくることが出来た。また、家族だけでなくその他の知人たちにも恵まれていた。どんな困難が立ちはだかっても、どんなつらい思いをした時でも、素晴らしい人たちのおかげでそれらを乗り越えることが出来た。

ちょっと悪い表現になってしまうが、その恵まれていた環境があだとなっている一面もある。自分一人の力だけで困難に打ち勝ち、乗り越えるという経験をあまりしていない。人に頼り切って生きてきた。だから(かどうかは確かではないが)自分の意思で強く生きてきた人たちに比べて、つらいことに対する免疫が少ない。

今までは、世の中でよく聞く「ピンチはチャンス」だとか「困難に立ち向かってこそ成長する」といった類のフレーズにはピンと来なかった。つらいのが嫌だから。つらいことは避けたいから。でもこのフレーズを少し置き換えてちょっと心境に変化が起こった。


    いつか死ぬなら、それまで思い切り頑張ればいいじゃん


どうせ死ぬって分かってても、レベル10でゲームオーバーになるくらいならレベル99でゲームオーバーした方がかっこいいかなってね。

それだけ