勝手な判断

人のことを悪く言ってしまう人がこの世にはたくさんいると思う。俺もそういうことを口にしてしまうことが少なくない。でもそれはやはり良くないなと思うことがあったのでエントリー。ちなみにそのことに関して俺は一切嫌悪感とかそういった類の感情は抱いていないので、そんな感じで読んで下さい。


あることで俺があまり良くない行動をして、俺ダメだねみたいな話になった時があった。その時自分でもみんなから見えてる情報だけで判断すると、そりゃダメと思われるよなって納得してしまった。それで、でも実はこういう事情があってねという話をしたら分かってもらえた。やはり人間にはその人に関して見えてる情報だけでは分からない、その奥の部分がある。だから一見客観的な事実があるように見えても陰でその人のことを悪く言ったりするのは良くない。


ただ見えてることだけで自分を勝手に判断された時、そのことに憤慨したりするのも間違いだと思う。他の人からすれば、その情報しか分からないんだから、そう思ってしまうのは仕方がない訳で、その人に非があるわけではないのだから。ただしここで注意が必要なのは、その事実が本当に客観的であるかどうか。自分が直接聞いた話ではない限り、媒体となった人の主観が混じるため、真の意味での客観的な事実というものは存在しない。しかし程度の問題がある。このラインはすごくあいまいなんだけど、ある程度本当のことを基に判断された場合、憤慨するのは良くない。でもあまりに捻じ曲げられた情報を基に、さも自分が悪人であるかのような妄想をされたらたまった物ではない。そのことに関しては大いに憤慨してもいいと思うし、たとえ嘘の情報をつかまされただけだとしても、勝手にその人を判断してしまった人は盛大に謝罪すべきだと思う。


どんな情報が入ってきても、直接本人から聞くことも無しにその人に関してとやかく言うのは、その情報が真実であるかも怪しいし、本人がどのようなことを抱えているのか分からないため、自分勝手な妄想になりかねない。だからどんなに面白い噂話を聞いても、出来るだけそういうことはしないようにするのが最も安全だねっていう、しゃくれの考え事恒例の当たり前の結論に至るわけなのでした。