10歳の俺から20歳の俺への手紙

ちょっと探し物してたら、20歳の時にみんなで掘り上げたタイムカプセルの中にあった手紙が出てきた。
久しぶりに読んでたら涙出そうになるくらい感動したから、ちょっとバックアップも兼ねてここに保存しておこう。

10年後の自分へ、ぼくは将棋のプロに
なれたかな、ぼくは、3,4年生の時はよ
わかったけど強くなったかな、もし
、結こんしていたら将棋を子ども
に教えてあげてね。将棋もだけど
勉強も教えてあげてえらくて、出せす
る子にしてね。
ぼくは、今は小さいけれど、大き
くなったかな。
これといっしょにはさんでるのは、今
ぼくが、努力してがんばってとった
漢字テスト(200点)100点まん点のテスト
です。子どもにも、努力とがん
ばれば何でもできる。と言ってあげてね。
ぼくが、すきだった番組
名探偵コナン・マジカル頭脳
パワー・るろうに剣心ドラえもん


これを読んで俺は衝撃が走ると共に、恥ずかしくなった。


「努力とがんばれば何でもできる。と言ってあげてね。」


大学入ってからというもの、自分の無能さを思い知らされる日々で、こんな小さな頃からモットーにしていた事を忘れかけていた。自分には無理だと勝手に才能に見切りを付けることは、ただ予防線を張ってるだけなんだろうね。挑戦して、失敗した時に傷つくのを恐れてるだけなんだろうね。中学の時も無理と言われてた高校に、たくさん勉強して合格できたし、高校の時だって、とてもじゃないけど受かりそうもないレベルなのに、今の大学目指し勉強を続け、結局A判定一度も出なかったのに、浪人する可能性も恐れず前期後期ここに出願して、超ギリギリだったけど奇跡的に合格できた。無理だ無理だと言ってたし思ってたけど、努力でなんとか掴み取ることができた。


それに引き換え、今の自分はこんな仕事俺じゃ出来そうもないよとか、努力する前から怖気づいている。今じゃこんな稚拙な文章は書かないけど、それはただうわべを取り繕うことがうまくなっただけ。もっと大事なものがあるよね。最大限の努力をして、最大限の結果を運よく掴み取れる快感を知ることが出来たじゃないか。幼い俺のほうが気概があったね。


これから何かに挫折して、大事なことをまた忘れるような日が来たら、10歳のおれからのエールを何度も読み返して自分を鼓舞しよう。


それにしても10歳の俺よ、文章下手過ぎだろ笑