安定志向と上昇志向の分類だと不十分じゃないかと思って新しい分類を考えてみた

最近「安定志向とは」を考えさせられる話が何度か出たため,自分なりにもうちょっとしっかり考えてみた.

これまでは安定志向の対義語は上昇志向だったんだけど,そのあてはめ方が適切じゃないと思い始めた.というのも,安定志向の最大の特徴を上げろと言われれば,「変化を恐れること」だと思う.それに対し,上昇志向の最大の特徴は「成長を追い求めること」であって,それは必ずしも「変化を好むこと」ではないと思う.というわけで,安定志向と上昇志向による分類分けというのは,あまり適切な方法ではないんじゃないかと思う.

上昇志向の人は,概して「勤務地は選びません」とか「どんな仕事でもやります」とか言っていると思うけど,それは変化を好むからじゃなくて,それが成長につながると思っているから.成長に関する損得勘定を抜きにして,純粋に変化を好む人というのは,それなりの人数居るんじゃないかと思う.というわけで,この「安定志向とは」という考え事で,自分なりに腑に落ちた結論をちょっと図示してみた.

「安定志向」の反対は,刺激を追い求めていたい「刺激志向」で,「上昇志向」の反対は,楽しければそれで良い「快楽志向」という分類が適切じゃないかと.それのどれにも属さない人は,ただの「無志向」.この分類の仕方だと,安定志向と上昇志向が両立出来て,ちなみに俺はこの分類表で言うと左上に属すると思う.自分を正当化したかっただけじゃないか,というご指摘は甘んじて受け入れます.笑

さて,みなさんはこの図のどこに分類されますか?